
今年の本屋大賞にノミネートされていて知った作家さんです。
ノミネート作品より「コンビニ兄弟」に惹かれて読んでみたら良かったので2も続けて読みました。
「コンビニ兄弟」の方はプロローグとエピローグを含む全8話。
門司港駅近くのコンビニで働く人たちとお客さんのお話。
思いがけず、「メランコリックのいちごパフェ」ではポロポロ泣いてしまい、「愛と恋のアドベントカレンダークッキー」でもほろりとしてしまいました。
小説を読んで泣いたのはすごく久しぶりのことです。
家で読んでいて良かった。
昔々、山本周五郎の短編を電車の中で読んでいて、泣くような話とは思っていなかったのに、登場人物の一言で涙がドワッと出てきて慌てて読むのをやめたことを思い出しました。
今は2までしか出ていないけど、まだ続きそうなので、楽しみです。